もしCookiebotがウェブサイト上のスクリプトを自動でブロックしている場合、Cookiebotによってユーザーの同意が必要と見なされている可能性が高いです。この時、ユーザーの同意が得られて初めてCookiebotがスクリプトを配信します。
特定のスクリプトをCookiebotによるブロックから除外したい、つまりユーザーの同意不要で配信したい場合、スクリプトに「data-cookieconsent」属性と「ignore」の値を与えることで、強制的にCookiebotによるブロックを回避して配信できます。
例:
<script data-cookieconsent="ignore"></script>
この属性を持つスクリプトは、ユーザーの同意なしにCookieを利用した追跡を可能にするため、上記の属性を使用する際は、本当にそのスクリプトの配信にユーザーの同意が不要かどうか、法的な観点から確認を行ってください。
手順
- ブロックされたくないスクリプトにdata-cookieconsent="ignore"を追加する
- スクリプトからCookieが生成される場合は、そのCookieをCookiebot管理コンソール画面上で「Necessary」カテゴリに分類する
- 変更内容をCookiebotの動作に反映するために、Cookiebot管理コンソール画面上で該当ドメインの新規スキャンを行う
但し、data-cookieconsent="ignore"を付与したスクリプトが、下記の属性を持つ場合は、そのスクリプトはdata-cookieconsent="ignore"を持っていたとしても、Cookiebotにブロックされる可能性があります。
- type="text/plain"
- data-cookieconsent="Preferences, Statistics, Marketing"