GTM導入手順 (タグテンプレート方式) *GTM上でタグ管理完結の場合のみ*

この方法は Google Tag Manager (GTM) 上で全てのタグ管理を行なっており、GTM上以外にタグの埋め込みがない場合にのみ有効な導入方法です。GTMを利用しているが、GTM上以外にもHTML直にタグを埋め込んでいる場合や別のタグマネジャーと併用している場合は、別途 Google Tag Manager 導入ガイド を参照してください。

ステップ1. GTM上でのタグ設定

まず、お使いのGTM上の「管理」のタブ下の「コンテナの設定」をクリックし、下段の「追加の設定」である「同意の概要を有効化する（BETA）」にチェックを入れ、保存をします。

次に、GTMコンテナにおいて、「テンプレート」をクリックし、「タグ テンプレート」＞「検索ギャラリー」の順に進み、「Cookiebot CMP」を検索し、「ワークスペースに追加」をクリックします。

「タグ」のタブにて「新規」＞「タグの設定」の順にクリックして新しいタグを作成し、タグタイプとして「Cookiebot CMP」を選択します。

「Cookiebot ID」のフィールドには、「Your Scripts」タブ下の Group ID をコピーし貼り付けてください。クラスメソッド再販契約の場合は、提供された Group ID をコピーし貼り付けてください。

トリガーとして「Consent Initialization - All Pages」を選び、タグ設定ページの上部にてタグに「Cookiebot」と名前を入力して、「保存」をクリックしてください。

タグの設定は下記のようになります。

ステップ2. GTM上でのトリガー設定変更

GTM上での一部のタグの発火条件をユーザーの同意に基づきトリガー設定を変更するがあります。 カスタムイベントとして以下のトリガーとしてGTM設定に追加します。

「トリガー」＞「新規」と進み、「トリガーの設定」をクリック後、トリガーのタイプの一覧から「カスタム イベント」を選びます。

トリガー名: アップデート
イベント名: cookie_consent_update
このトリガーの発生場所: すべてのカスタムイベント

下記のタグはGoogle同意モードに対応しており、ユーザーの同意に基づき自動的にタグの配信を調節してくれますので、トリガーは通常通り「すべてのページ」等ををご指定ください。
Google Ads
Floodlight
Google Analytics
Conversion Linker

上記以外のタグをご利用の場合は、下記表の同意タイプに応じたクッキーカテゴリ別の配信設定が必要です。

この設定はタグの「詳細設定」＞「同意設定 (BETA)」＞「タグの配信時に追加同意が必要」にて、4つのカテゴリから、タグが動作するのに必要なものを選択します。

以下の例では「FB Pixel」のタグに対して「ad_storage」を追加同意に指定することにより、ユーザーがマーケティングのカテゴリに同意した場合にのみ、「FB Pixel」のタグが配信されるように設定しています。

この設定により、指定したカテゴリのcookieに対する同意が得られた場合のみ、当該のタグが配信される動作となります。なお追加同意設定の際にGTM同意リスト上に表示される「security_storage」に関しては、必須カテゴリに該当し常に許可された状態となるので、特に選択する必要はありません。

また設定した設定した追加同意を一覧で確認するには、「タグ」のタブを開いた際に、「新規」の左側にあるマークをクリックすると、「同意モードの概要」のページを開きます。

これらの設定が終わったら、GTMのプレビューモードにて正常に発火するか確認してください。

ステップ3. クッキー宣言文用スクリプトを対象ページのボディに貼り付け

ユーザーが同意情報を変更または取り消しするオプションを設けるには、クッキーボットの「クッキー宣言文」をクッキポリシーページやプライバシーポリシー等のサブページに表示させる必要があります。 対象サブページのソースのボディ部分に以下のスニペットを貼り付けてください。

「00000000-0000-0000-0000-000000000000」の番号はご利用のCookiebot IDの番号に置き換えてください。

<script id="CookieDeclaration" src="https://consent.cookiebot.com/00000000-0000-0000-0000-000000000000/cd.js" type="text/javascript" async></script>